食品用ニーダーのPT検査(カラーチェック検査)及び溶接補修
ある食品会社様のニーダー7台のPT検査をさせ頂きました。検査の結果、腐食や溶接割れ等の欠陥をTIG溶接で補修を行いました。1台だけ排出口の周辺に割れが見つかりましたので、グラインダーで開先を掘ってTIG溶接で補修を行い、再度、PT検査にて欠陥が無いことを確認して完了としました。以前は客先の工務の方が溶接補修をされていたそうですが、溶接補修が上手くいかなかったみたいで却ってニーダーを傷めてしまい、寿命が短かったそうですが、弊社が毎年検査をさせて頂いてからは、小さい腐食でも全て溶接補修をしているお陰で寿命が長くなり、交換する事が無くなったので設備投資の費用をかなり抑えられているので大変喜んで頂いております。例え小さな腐食でも1年経過すると胴板を貫通して重大な割れに発展したり、応力腐食割れが発生してしまうと手遅れになって交換する羽目になるので、毎年のメンテナンスはとても重要です。PT検査及び溶接補修の費用は毎年必要となりますが、費用対効果としましては、長い目で見て頂くと設備を入れ替える費用と比較すると圧倒的に安価に抑えられます。もし、食品タンク等を頻繁に交換されていてお困りのお客様がいるようでしたら下見に伺わせて頂きますので、お気軽にお声掛け下さい。